お酒にまつわるためになる話

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VOL8 「人生の楽園」撮影顛末記

事の始まりは...
事の始まりは12月半ば、東京からの1本の電話でした。
「こちら、テレビ朝日人生の楽園の製作会社です。ネットで調べていたら、ご主人会社をやめて酒造りをなさっていると知ったのですが、ちょっとお話うかがえませんか?」とのこと。「楽園とはほど遠い暮らしです」とお返事しましたが、すぐにディレクターさんが家庭用のビデオカメラを抱えて下見に...
まもなく「番組にします」と、撮影クルー5人が東京からやってきました。 まず、12月25日から29日まで...仕込作業は早朝から深夜までかかりますので、それに合わせ、朝5時過ぎから夜は8時過ぎまで撮影は続きます。
「蔵の中って外より寒いんですね」と言いながらも、妥協を許さない皆さんのお仕事ぶりでした。
29日には寒風吹きすさぶ中、大島へでかけました。揺れるフェリーの中でカメラが波しぶきをかぶってしまうアクシデントも...中津宮では島の皆さんがご馳走で迎えてくれました。 島の人たちの暖かいもてなしに、ADさんは感激のあまり泣いてしまいました。
突然のハプニング...
年が明けて1月4日朝、ウチで事故が起こりました。
コンビニの配送トラックがウチの屋根にぶつかり、軒の端から端まで全部なぎ倒して、お隣の柱を2本折って止まるという大事故でした。 幸い、けが人は出ませんでしたが、瓦やそれを支える土の盛土が全部落ち、見るも無残な姿です。
今は、修理は終わっていますが 皆様がテレビでご覧になった全景には戻らず、さびしく残念でなりません。
 
事故にも負けず...
さて、撮影隊は1月7日、8日、特別純米の仕上がり具合と初槽(はつふね 本年初めての搾り)の風景を取材のため再度来福。
丁度山田錦を作ってくれた川上さんが、杉玉を作ってくださった中村ご夫妻といっしょにみえたので、杉玉のお披露目を撮っていただきました。 直径1mはあるかという大作で、杉の樹1本分の葉っぱを使ったそうです。 杉玉も作る人が少なくなって、地元でしてくれる人がいると心強い限りです。
撮影の最後は栃木勤務の折に覚えた鮭の粕汁で、蔵人みんなで初槽を祝いました。結局この日も最終に近い飛行機で撮影隊は帰りました。 これで15日の放送に間に合わせたのですから、その間の編集の努力は、ただただ敬服いたしました。
新酒ができて中村さんの新しい杉玉に変わりました。 蔵の暮らしはなかなか厳しいものですが、多くの方々に支えられ、応援していただいていることこそ「楽園」の番組を見て改めて実感した次第です。
これからも「楽園の味」を大事にしてまいります。皆様ありがとうございました。

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