お酒にまつわるためになる話

  過去ログ >>> 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
VOL21-勝屋酒造第1回 米作り・酒造り体験コース

 2010年3月。
 かねてから「道の駅むなかた」物産館の山ア館長さんから提案いただいていた米作り・酒造り体験コースを実施することに決定。道の駅がコーディネーターとなって、米作りを宗像市吉田の「まねき猫」、酒造りを勝屋酒造で担当することになりました。



1.募集  作った米を食べ、出来たお酒を飲んで、違いを実感してもらうため、食用米の夢つくしを植えることにしました。
田植えや稲刈りを体験してみたい方、日本酒が好きでたまらない方、安全・安心なものづくりとはどんなものかに興味がある方を募集しました。30名の応募がありました。

2. 田植え6月26日(土)  田植えをしました。
9時集合。
まねき猫の社長さんから植え方の説明を受け、皆さん裸足で田んぼの中へ。
貼られたロープに等間隔に付けられた赤い印の所に苗を3〜5本取って植えていきます。

初めは田の泥に足を取られたり、植えた苗が流れていったりと皆さん不安気でしたが、11時過ぎには1反のたんぼにきれいに苗が植わりました。

社長さんのお話では、「手で植え手で刈った稲は、機械を使ったものよりストレスが少なく、いい米ができる」とのこと。美味しいお米、美味しいお酒ができますように。
3.3. 草取り8月21日(土)  この日も残暑の厳しい日でしたが、赤とんぼの飛び交う中、皆さんの手できれいに雑草が取られました。もう穂が出ていて、閉じたもみの先からおしべが見えます。

青々と元気に育っています。風にそよぎ、夏の美しい風景です。
収穫まであと、ひと月余りです。
4. 稲刈り9月25日(土)  数日前までの猛暑がうそのような、爽やかな秋晴れの日、稲刈りと掛け干し作業をしました。6月26日に田植えをした田んぼはきれいな黄金色。見事な穂をつけています。
まねき猫の社長さんのお話では、「田植え後、農薬を使わなかったのに、これだけの収量が確保でき、成績よし」とのことでした。

刈り方、わらでの束ね方などを習って、田んぼの中へ。2時間後にはこんな立派な掛け干し完成です。
脱穀後、会員の皆様に「自分たちで作った新米」をお送りしました。

5. 仕込み体験
 蒸米投入 
12月20日(月)22日(水)23日(木 天皇誕生日)

 20日添(そえ)、20日仲(なか)、22日留(とめ)と3日間に分かれ、3段仕込みの蒸米投入をしました。

添え―酒母と麹の入ったタンクに蒸米を入れます。仲はその2倍、留めは仲の2倍の蒸米を投入します。

概略説明後、蒸し上がり、放冷機の中を通った蒸米を順番に布に取り、手で広げて冷まします。温度計で温度を確認し、仕込タンクの中へ。寒い蔵の中に、皆さんの熱気があふれました。

6. 試飲会 1月22日(土)

1月14日体験米で造った特別純米酒が出来上がりました。 
仕込み温度8度  
最高品温 12度
    発酵日数 23日

    アルコール度数 18度
    精米歩合 60%
    日本酒度 +7
    酸度   1.8
    アミノ酸度  1.1

試飲会にはご家族やお友達も一緒にお出でくださり、乾杯!皆さんの体験酒の完成を祝いました。辛口で濃醇な特別純米生原酒。自分たちのお酒の味は格別のようです。
勝屋特製の粕汁(杜氏が前日6時間かけて鮭のアラを煮込みました。)を皆さんに振舞いました。これも好評で大鍋2杯、見事完食です。
オリジナルラベルを貼られる方、お友達や 遠くのご家族に送られる方などなごやかで、皆さん、Myお酒を下げて解散となりました。
当日は西日本新聞の取材もあり、試飲会の模様は1月27日の朝刊に掲載されました。

!!!!半年余り、皆様ありがとうございました。お疲れ様でした!!!!
体験コースは今後も引き続き、開催の予定です。


 
****参加者の方からこんなご感想をいただきました。****

毎回大変興味深く、楽しく参加させていただきました。
生産者の方々と関わって、自分たちも手掛けたものというのは、安心ですし、なにより喜びがあります。
田植えをしたときの土の感触、蒸し米の触った感じ、見る聞くだけではわからないことがたくさん体験できました。
夏の田植えから冬のお酒ができるまで、毎回、次の体験が待ち遠しかったです。
この待つ時間…も体験ですね。
昼食や漬け物とてもおいしくいただきました。
またこのような機会があればぜひ参加したいと思います。
              (門司よりご夫婦でご参加)



  過去ログ >>>
    VOL2 大道芸人 in 宗像
    VOL3 赤馬について
    VOL4 蔵開き体験レポート
    VOL5 水のおはなし
    VOL6 酒中八仙こぼればなし
    VOL7 2005年酒蔵開放
    VOL8 「人生の楽園」撮影顛末記
    VOL9 今日感テレビ-それ行けキッチンカー
    VOL10 日本酒でつける本格梅酒の作り方
    VOL11 中津宮春季大祭
    VOL12 新酒ができました!  杉玉―酒林−の話
    VOL13 楢の露酒蔵レポート
    VOL14 2008年新酒蔵出し祭
    VOL15 お酒とゴスペルの集い
    VOL16 街道てくてく旅
    Vol 17 貝原益軒の滋養酒復活「養生訓」のはなし
    Vol18  純米酒の饗宴のはなし
    Vol19  2010新酒蔵出し祭
    Vol20 秋上がりの清酒とは・・・
    Vol21 勝屋酒造第1回 米作り・酒造り体験コース
    Vol22 2011年酒蔵開放
    最新版 2011年酒蔵開放


勝屋酒造合名会社 〒811-4146 福岡県宗像市赤間4丁目1-10 TEL 0940-32-3010 FAX 0940-32-4772